北海道ぐるり周遊の旅に行ってきたよ!

 12月に入って、2月にまとまった休みがあることが確定したので、旅行に一緒に行ってくれる友達を探し出し、打ち合わせ数回ののちに北海道に行ってきた。行きは北斗星で、5泊6日で。
以下たたみます。
   
 北斗星と、その車内。2人なのでゆっくりできるようにデュエットにしてみた。前日は寒波が来ていたせいで運行していなくて、この日もかなり危ぶまれていたので感慨もひとしお。乗れてうれしくてテンション上がりっぱなしだった。
 
 夕ごはんはお弁当を買って、車内でのんびり。

 前日はほぼ徹夜だったので、車内での女子トークは全くせず、熟睡。青函トンネル内で目が覚めたときには夜中の北斗星探検に一人で出かけた。次は夜明け直前、北海道に入ってから目が覚めた。ぼんやりした青の向こう側は雪景色。
 
 朝ごはんはグラン・シャリオで洋食。窓のすぐ向こうは海でびっくり。波が高いときとか津波とか、大丈夫なのかな・・・とどきどき。でも朝日を見ながらのすてきな時間だった。

 これは札幌についてすぐ、サッポロビール園で食べたジンギスカン。お友だちの弟が北大生なので車で送り迎えしてもらって、らくちん。お昼を食べたら、そのまま雪まつり会場のそばを通過して、スーパーおおぞらで釧路へ向かう。
  
 釧路の駅前にあるビジネスホテル。この旅行では温泉にこだわったんだけど、この日は日程の都合上により、ふつうのホテル(でも内装がきれいで大浴室があった)。
 
 夕ごはんは炉端焼きのお店をホテルの人に教えてもらって、タクシーで行ってみる。下がつるっとすべるタイプの雪だったので、近所だけどタクシー。大人になったなぁ…わたし…。炉端焼きはほっけが夢のようにおいしくて、骨もかりかりのおせんべいみたいにして食べられた。あとは牡蠣と、大きな帆立。夜は早めに就寝。
 
 4日はまだ暗いうちにチェックアウト。流氷を見に網走へ。途中の湿原?のあたりでは、窓の外に野生の鹿がいっぱいいたり、タンチョウも見られた。釧路〜網走は特急じゃなかったので、かえって外がゆっくり眺められてよかったかも。おやつをわけあったり、お茶飲んだり、眠ったりしながら到着。

 すごい、しぶすぎる駅の標示。網走監獄もすごく行きたかったんだけど、それは冬以外の時期に来たときのお楽しみにして、今回は流氷一本で!!でも流氷は前日にロシア側に戻っちゃったから残念だった…。
 
 時間が余ったから、流氷船乗り場で食べたもの(道の駅に乗り場がある)。鮭のザンギをはさんだふんわりしたパン。と、貝柱入りの塩ラーメン。本日のお昼。
     
 流氷ー。ぜんぜんないかと思ったけど、少し氷とおぼしき物体が浮かんでいたので激写。
  
 で、またタクシーで駅まで戻って、オホーツク9号で旭川へ。北海道でいちばん最初に紅葉がやってくる場所、旭岳温泉に宿泊するため、さらにタクシーで1時間。ここの居心地よさそうな雰囲気をネットで見て、どうしても泊まりたかった…!
   
 中の写真と、レストラン、共用のラウンジ。ひっそり静かで、きれい!『ホテルディアバレー』っていうところなんだけど、携帯も圏外になっちゃうので本当に静か。また来たい!
 
 夕ごはんと朝ごはん。どっちもビュッフェ形式。でも手作りぽくて、とってもおいしかった。

 これはお部屋の窓の外。2階なのにすぐ下まで雪が迫ってて、これは雪かき大変だわ…。

次の日は札幌までホテルの車で送ってもらい、快速エアポートで小樽へ。目的は、運河沿いのお宿に泊まることとお寿司。

 昼をだいぶ過ぎてからだったので、あんまりお寿司屋さんが開いてなくて一苦労。でもとりあえず開いてるところを見つけて、1つ目の目的は果たす。海老がおいしかった。
   
 小樽の夜景。ろうそくがたくさん灯っていて、ほわほわ光る様子がきれい。コロッケを買い食いしたり、ガラスのお店を見たり、昆布を大人買いしたりして散策。

 アプリを使うときれいだなー。
    
 この日の宿は『運河の宿 小樽 ふる川』さん。お部屋と、窓の眺め(運河が目の前!)などなど。民族調のフロントなんだけど、部屋はきっちりした洋室、で温泉はかっこいい和風。ライブラリーもあって、こっちは全集とか詩集、絶版本が並んでて興奮を隠しきれないわたし。林芙美子とか、夏目漱石、太宰、倉橋由美子の豪華装丁本が目白押し。朝までここにいたい…生姜ドリンクもサービスで置いてあったりして、すばらしすぎる!!
       
 最初は夕ごはんは外で食べようか、って話してたんだけど、旭岳温泉に行くときに乗ったタクシーの運転手さんがここのごはんを激賞していたので、やっぱり食べたい!!ということに。たしかにおいしかった。宿の人たちがみんな親切だし、〆のごはんが食べきれないとおにぎりにしてくれるし…。また泊まりたいところです。
  
 朝ごはんとふたたびのライブラリー(くどい)。チェックアウトしたら、最後の目的地、函館へ。

 市場でどんぶり。うっとりするほどぶちぷちのいくら。甘えび。しあわせすぎる。
    
 その後は市場でほっけとかいくらなんかを茨城に送って、市内を散策。教会をひととおり見る。一つ、神がかってすてきな教会があったんだけど、名前を失念。
  
 夕方になったので、お茶しようとガイドブックを見てたどり着いたお店。「お抹茶お手前お遊びセット」っていうのを注文。生菓子はおいしいし、お抹茶も自分で点てるといつもお寺で飲むよりおいしい気がするし、自分でも習ってみようかなーと思った…!
 
 この日は川湯温泉にある『花びしホテル』泊。和室とベッドがあって、ひろーい。お風呂もなかなかよいところだった。
  
 夕ごはんは蟹とか小鉢が少しずつ。この旅行の中ではいちばんちょうどいい量だった気がする。あと私たちを担当してくれた人がすごくやさしい人で、おかあさん…と思った。次の日にはタクシーで函館空港に行き、飛行機で羽田へ。最後まで完ぺきな、楽しい旅行だったなー。

 小樽のかわいすぎる雪だるま!にっこり。