最近はへんな時間におなかが空いたりするので、喫茶店で本を読むときサンドイッチを食べたりすることが多い。前はほとんどそういうのは食べなかったのになぁ。自分の身体が蓄えモードみたいでざわざわする。家では筑前煮を作ったり、余った大根と豚ばら肉をオイスターソースで中華風の炒め煮にしてみたり。切り干し大根と梅干しで作るサラダはクウネルのレシピ本で読んで以来、何年も作ってるおかず。さっぱりしててしゃきしゃき。お弁当の箸休めにもちょうどいい。今はお弁当お休みしてるけど…春になったら再開するかな。さて、読み終わった本が積んであるのでさらに更新。

([し]5-1)地震イツモノート (ポプラ文庫)

([し]5-1)地震イツモノート (ポプラ文庫)

 そういえばもうすぐ11日だなーと思って買ってみた。私の仕事は災害が起きるとそれに派生してじゃんじゃん業務が増えていくので、去年の3月は生活が(停電とかで)変わったのとあわせて仕事も慌しくなったので地獄のようだったなー。実家も茨城で1週間は電気が復旧しなかったし、私鉄は7月まで元通りにならなかったし、原発の影響も出てたと思うし、公私ともにあんまり思い出したくない…。でもあれから水を確保しようとかラジオを部屋において置くようになったとか、生活に少し変化があった気がする。
小さな天体―全サバティカル日記

小さな天体―全サバティカル日記

サバティカル
サバティカル休暇の語源は、サバト安息日ユダヤ教徒にとっては土曜日。キリスト教徒にとっては日曜日。西洋起源の大学の伝統のなかで標準としては七年に一度やってくる、研究のための特別期間の安息年。
(p,404)

 この先生の本はこれまであんまり意識してなかったけど、この日記すごくよい。日記文学の金字塔、武田百合子の『富士日記』に似て一日の食べ物を淡々と記してあるかと思えば、本を読んで心を動かされたり奥田民生の音楽に驚いたり、上手くいかない海外生活に疲弊したりしてる。でも知、というかんじでもったいなくて1ヶ月かけてちびちび読み終わった。アイスランドの火山灰から原発までの期間が書いてある。

説得 (ちくま文庫)

説得 (ちくま文庫)

 オースティンを読むぞーと思ってもう1年ちかく、やっと半分くらいまで来たかなー。オースティンの小説に出てくる主人公は大貴族の生まれ、ということはないんだけど(おおむね)教養があって、静かで、義理と人情に厚いのでどれを読んでも不愉快にならない気がする。残るは『エマ』の上下巻と『マンスフィールド・パーク』(分厚い)だ。がんばるぞー。
東京ランチレボリューション

東京ランチレボリューション

おさけ日和

おさけ日和

うどんの女 (Feelコミックス)

うどんの女 (Feelコミックス)

コーヒータイムブック

コーヒータイムブック

 その他のジャンル、というか食のジャンル。この中でいちばんのヒットは『めしばな刑事タチバナ』。牛丼と袋入りラーメン、立ち食いそば…昨日深夜にソファでごろごろしつつ(たまにワインを飲みつつ)読んでていてもたってもいられなくなった…!早速明日続きを買いに本屋へ走る予定。あとは麺つながりで『うどんの女』。最近いくつかのブログで読んだので、興味をひかれて購入。学食のうどん係の女のひとと、草食系男子学生のお話。『めしばな刑事』でお腹が空いたところで読んだので、今度はおだしのきいたうどんが食べたくなって困った。それから『コーヒータイムブック』はコーヒーを淹れる機材(?)とかカップとかの写真が楽しい本。でもあんまり専門的な内容ではないから、さらっと読んで雰囲気を楽しむにはいいと思う。『東京ランチレボリューション』は自分があんまり行かないエリアが多いので参考にはならず…写真ももっときれいに、おいしそうだったらいいのにーと思った。ちょっと残念な気がするなぁ。『おさけ日和』はおいしそうな居酒屋の写真、お酒が好きな人が家呑みで使う器、かんたんなおつまみレシピ、お酒にまつわる古書、ワインのうんちく映画が掲載されててかなりよい。ワインの映画の部では『サイドウェイ』が推薦されてて、同じ映画についてはその直前に読んだ『小さな天体 全サバティカル日記』にも書いてあったので、おおすばらしい偶然、と思った。