読了
今日は休みだったので、一日涼しい部屋でごろごろ寝そべって、紅茶を飲みながら読書。ものすごくしあわせ・・・。
で、松岡正剛さんの本を読みながら新しく読みたい本を片っぱしから注文。『多読術』のほかにも写真がいっぱいはいった松丸本舗の本を読んでたんだけど、本の並びを見てるだけですごくおもしろくて、床を転げまわってよろこぶ。『多読』ってよく「本をいっぱい読んで成功する」みたいなビジネスのノウハウ本が出てるイメージだけど、こっちはそういう内容とは全然ちがう感じで、多く読むこと=いいこと、みたいな主旨じゃない。「読書は日々の営み(セーターを着るとか食べるに近い感じ)」、とか「多読=内側の機能をいくつも動かすこと。スポーツだと100m走じゃなくて十種競技に近い」「“好み”の揺れ幅のようなものが個性になる」とかうーん、なるほどなーと思う言葉も多いし、読んでよかった!と思った1冊だった。キーブック*1、っていう考え方も、これまで無意識にしてたときがあったかもしれないけど意識の上に上がってきて、また読むのが楽しくなりそう。
眺めるだけでどきどきするような本↓。
- 作者: 松岡正剛
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2010/07/01
- メディア: 単行本
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*1:たくさんの本とネットワークしていく可能性を持った1冊。