読了

最近読了本を更新してなかったので、所定の場所(テレビ横)にものすごい積まれている。その結果、今日は悲しい事件(ただの雪崩)が起きてしまったので、軽めのコミックエッセイ関連をまとめて。

夜にはずっと深い夜を

夜にはずっと深い夜を

本の雑誌 317号 賛同の声が得られるか不安ですが、鳥居みゆきさんて美人だと思いません?あと、自分プロデュース上手そうなかんじもする。で、本がどうだったかといいますと、すっごく緻密な印象でした。すみずみまできっちり仕掛けがあるというか・・・。難をいえば『本の雑誌』にも紹介されてたけど、読むと確かにオチをきっちり書きすぎているところが気になるかな・・・ぐらい。うろ覚えだけど、北村さんの「円紫さんシリーズ」かなにかに「書き尽くさないのが小説」とあって、そういう意味ではもうちょっと手前で終わりにしても良かったかもしれない。でも一つ一つのお話とか散文調のものが思わぬところでつながっていたり入れ子式になっていたりして、驚くことうけあい!短編みたいなまとまったお話も読んでみたいと思った。
世界のお弁当 心をつなぐ味レシピ55

世界のお弁当 心をつなぐ味レシピ55

 色々な国のお弁当やお弁当箱の紹介。かんたんなレシピも入ってます。お弁当はアジア圏中心だけど、どんな味なんだろう〜と新しい調味料とか斬新な盛り付け?に夢中になります。籠にごはん入れて持っていくなんて!暑くて湿気があるからっていう説明を読んで納得。
茶をたのしむ ―ハートフルティーのすすめ (日本人の癒し)

茶をたのしむ ―ハートフルティーのすすめ (日本人の癒し)

 お茶の歴史とか伝播の仕方が勉強できます。おぉーと思ったのは、「陸路で伝播したお茶は茶(チャ)。海路で伝播した茶は茶(ティー)」ってこと。世界中で「お茶」を意味する言葉はたいてい「チャ」か「ティー」に近い発音なんだそうですが、今でもその発音によって伝わり方がわかるそうです。
タイム・フォー・ブランチ はなの東京散歩

タイム・フォー・ブランチ はなの東京散歩

 東京って書いてあるけど、横浜山手とか鎌倉もあったりしていて参考になりそう。あとは両国とか目黒とか等々力・・・今行くのは結構遠いな・・・というかんじ。品川くらいなら行けそうなので、今度試してみたい。
オカマだけどOLやってます。完全版 (文春文庫)

オカマだけどOLやってます。完全版 (文春文庫)

 オカマだけどOLやってた(過去形。今は辞められたそうです)みね子さんのドキドキライフ。くしゃみが出るとき地声にならないように緊張したりとか、カミングアウトの時期とかお化粧、下着の買い方、男湯での話とか・・・。テンション低く、ゆるーく語っているので落ち着いて読めます。たまにドキュメンタリーで性同一性障害の人が出てたりしてすごく苦しんでいるのを見ると重ーい、つらーい気持ちになってしまうので・・・。これに限らず、映像で見る残酷なニュースとかは本当に絶望的な気持ちになるのであんまり見ないようにしている。
マラソン1年生

マラソン1年生

 先日、山登り系のコミックエッセイを読んで「山、いいのかも・・・」と一瞬前向きな気持ちになったんですが、走るのはダメだ・・・。実際はきっとやらないであろうとわかっているにも関わらず、たかぎさんの本は大好きなのでつい購入。最後にはホノルルマラソンにまで挑戦しているので相当ハードなはずだけど、絵のタッチとたかぎさんの性格?のせいなのか、ほんわか&楽しそう。
ペンとチョコレート 1 (まんがタイムコミックス)

ペンとチョコレート 1 (まんがタイムコミックス)

 『午前3時の無法地帯』が終了してしまってがっくりだったんですが、さっそく次のシリーズが出たと聞いて喜び勇んで購入・・・と思いきや、在庫がどこにもなくてアマゾンにもふられ(異様に入荷まで時間かかるな・・と思ったらお届けできなくなりましたと連絡が来た)、少し時間を置いた後に小さい本屋でやっと入手できました。内容はまだよくわからないけどちょっと苦手かも・・・。あ、でも鳶谷コゴロー先生(美人)は好き。
おなごだもの

おなごだもの

 毎月訳もなくイライラしたり、涙が出たり、異常なだるさ&眠気に襲われる女子に読んでほしい1冊。私はわかる!わかるぞ!と一人うなづきつつ読みました。絵もかわいくっていいですよ!!
ゆるナチュライフ。~ズボラでOK!ナチュラル健康生活のススメ~

ゆるナチュライフ。~ズボラでOK!ナチュラル健康生活のススメ~

 ずぼらな青木さんの冷えとり毎日 ずぼらな青木さんの冷えとりグッズとごはん  全体的に「子持ちママがナチュラルで美しくなるためには?」というテーマの本ではあるので私が得るものはあんまりない・・・。でも冷えとりとか食事とかは無理なくできそうなかんじです。冷えとりは私も青木美詠子さん(大好き)の本を読んで以来、ちまちま真似してるんですが、すごくいいです。真似といっても湯たんぽと冷たいものをできるだけ飲まない、出来合いのものはあまり食べない・・・というだけなんだけど。湯たんぽはフェリシモで買ったんだけど、ほんとーにほんとーに天国のようなじんわりさで、一瞬で眠れます。
ベトナムよちよち歩き

ベトナムよちよち歩き

 菅野さんのエッセイ『海馬が耳から駆けて行く』は大好きでよく読むんですが、しょっちゅうお友だちであるところの月夜野さんと雁さんが登場するので、どんな方なのかしら・・・と興味しんしんで読む。いいとこどりの旅エッセイでもないし、珍道中!ってかんじでもないし、普通の日常エッセイの舞台がベトナム、そんなかんじです。おもしろかった。
カリスマ探訪記 (ジェッツコミックス)

カリスマ探訪記 (ジェッツコミックス)

 上の本で雁須磨子さんもイラストを描いているけれど、雁さんの絵はなんだかいいなぁ・・。カラーで見ると水彩画みたいなにじみがあったりして、それがすごくきれいに見える。あと、この本で一番好きなカリスマはマツコデラックスでした。