読了

都立水商(おみずしょう)!

　水商売に関する専門教育を行うために設立された都立水商の歴史。学校を去る教員の回想を通して、その始まりから栄光の歴史？を辿る。全編通してすごく楽しそうで、先生も生き生きしてて、すごく面白かった！学校が舞台の小説ってちょっと苦手なんだけど、これは良かったです。

焼酎ぐるぐる

　大田垣晴子さんが、焼酎の蔵元を訪ねてじゃんじゃん飲みまくるエッセイ。登場するのは主に九州エリアの酒蔵なので、行動エリアが近い方はいいかもしれません・・・。

今すぐ乗りたい!「世界名列車」の旅 (新潮文庫)

　チベット、アフリカ、ロシア・・・世界を走る名列車が紹介されています。薄い本で写真もあるんですが、鉄道45本も掲載されているので、やや内容が薄いように思いました。ちなみに私が乗ってみたいのは断然シベリア鉄道です。

「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? (Asahi original (66号))

　こんなこというと、「ハルキを悪くいうなー！」と殴りこまれそうですが、村上春樹さんの小説はちょっと苦手です（感傷的？なところが読んでてちょっと辛いのです）。でもエッセイは好き。大好き。で、この本はＨＰに寄せられた質問に、春樹さんがたまに真剣に、たまにさらりと嘘？で答えています。頑固で、聡明な方なんだなーとつくづく感じる。読んでてすごく面白かったです。特に大疑問88「いつまでも女の子でいるためには？」というところ。

　静かに歩く。音を立てずに食事する。姿勢をよくする。大きな声で話をしない。新しい情報の受け売りをしない。装身具にあまりお金をかけない。下着だけはバーゲンで買わない。テレビを見すぎないで、そのかわり本を読むようにする。なるべく愚痴を言わない。丁寧に歯を磨く。ジャンクフードは食べない。