読了


 KYOKOさんとSANAEさんの「30代、結婚歴なし。滑稽なのにどこか寂しいふたりの“おうち脱出”計画」。オビはこんな言葉になってますが、中身は楽しかったり、小さな発見だったりする。あーもうおうちにいたくない!!ってこと、誰にでもあると思うんですが、そんなときこの本を読むと深〜く頷けます(教子さんが文を、早苗さんが絵を書いてらっしゃいます)・・・。アマゾンで画像が出なかったので、写真を貼り付けます。

ダンナ様はFBI

ダンナ様はFBI

 元FBIのダンナ様との出会いから結婚生活のいろいろを綴ったエッセイ。ぷぷ、と笑うところあり(トイレの入り方とか!)、ふーむと勉強になるところあり、で楽しく読めました。自分への投資の仕方とか、自分を客観的に見る方法とか、ビジネスの面でも役に立ちそう。ちなみにこの本と、上記の本2冊はid:ex_bookさまのにっきで読んで購入に至りました。いつも自分ひとりでは行き着けそうで行き着けない(?)面白本を紹介していらっしゃるので、ガン見しております。
東大合格生のノートはどうして美しいのか

東大合格生のノートはどうして美しいのか

 未読だけど、『東大合格生のノートはかならず美しい』の反響をもとに作られた続編本。京大生のノートも美しいのか?社会人になっても生かせるのか?そもそもなぜノートをとる必要があるのか・・・?最近、大学にいたときよりも勉強しなくなったなぁと思っていて、資格でも取ろうかと考えているので、自分のやる気を引き出すために読んでみました。で、成果はといえば、やる気は出ず(・・・)、川端康成とか夏目漱石芥川龍之介なんかのノートを見て「おぉー」とか思ってただけでした・・・。でも文豪のノート、余白に落書きとかあったりして、その中にも狂気を感じさせる部分があったりしてよかったです。
桜の園 神代教授の日常と謎

桜の園 神代教授の日常と謎

 「建築探偵桜井京介シリーズ」番外編第2弾。神代教授が主人公で回想物メインという感じなので、京介・蒼・深春の出番は少ないです。篠田さんの本って、華やかで艶やかな感じもしつつ、最後は少し悲しい結末なのも好きだったりします。シリーズ最新刊はラストから2冊目みたいですね。心して読まないと。
帝都探偵物語〈1〉人造生命の秘密 (光文社文庫)

帝都探偵物語〈1〉人造生命の秘密 (光文社文庫)

帝都探偵物語〈2〉 (光文社文庫)

帝都探偵物語〈2〉 (光文社文庫)

帝都探偵物語〈3〉 (光文社文庫)

帝都探偵物語〈3〉 (光文社文庫)

 大正時代の帝都東京で現れる怪人と戦う探偵・木暮十三郎。ミステリあり、冒険ありで、買った3冊はあっという間に読んでしまいました。シリーズ物って、いつも同じメンバーがいるから安心するなぁ。あと、大正〜昭和初期くらいの時代設定の本って、闇がちゃんと闇として書かれてるような気がして、本当に好き。
はじめてのことがいっぱい―yoshimotobanana.com2008 (新潮文庫)

はじめてのことがいっぱい―yoshimotobanana.com2008 (新潮文庫)

 よしもとさんの小説はだんだん抽象度を増しているような気がして(GWに地元にいるよしもとファンの友人ともその話題になった)、今やほとんど手をつけていないんだけど、日記はしつこく本を買って読んでいます。チビちゃんの話す言葉がかわいすぎるではないですか。おりこうなお子さんなんだろうなー。
ゴシックとは何か―大聖堂の精神史 (講談社現代新書)

ゴシックとは何か―大聖堂の精神史 (講談社現代新書)

 これは・・・ちょっとタイトルから想像する内容と違った・・・。もっとミーハーなゴシック本が読みたい。