読了

 ちょっと童話みたいな、やさしい話が12。著者の略歴を見たら、同じ大学の先輩だった・・・(学部ちがうけど)。
宿命―「よど号」亡命者たちの秘密工作 (新潮文庫)

宿命―「よど号」亡命者たちの秘密工作 (新潮文庫)

 「よど号」をハイジャックした青年たちが、その後北朝鮮でどんな生活を送っていたのか、どんな思想を持つに至ったのかをリポートしたもの。日本人が海外(ヨーロッパ周辺)で拉致されてるって話も聞いたことはあったけど、どんなふうに?っていうのは初めて知った。インタビューもいくつか入ってて生々しい感じもするけど、冷静に、対象と距離を置いて書いてあるので憎しみとか、恐怖感というよりすごく大きな影みたいなものが見えるみたいだった。
寝ても覚めても本の虫

寝ても覚めても本の虫

 先日夜中に目が覚めたら、NHKで児玉清さんが出てらした(桜庭一樹さんも出てましたよ!)ので、試しに読んでみる。好きな作家については、英・独の原書を読むという児玉さん、すてき・・・。海外文学の中でもミステリ、サスペンスぽいものがお好きなようなので、趣味が合う方はいいと思います。
鴎外のマカロン―近代文学喫茶洋菓子御馳走帖

鴎外のマカロン―近代文学喫茶洋菓子御馳走帖

 かなり前に読んだので感想は忘れ気味・・・。