読了
文芸レアグルーヴ―いまぼくたちが読みたい日本文学の100冊 (マーブルブックス)
- 作者: 文芸レアグルーヴ
- 出版社/メーカー: マーブルトロン
- 発売日: 2001/06
- メディア: 単行本
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- 作者: 武田泰淳
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2002/05/01
- メディア: 文庫
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- 作者: 本の雑誌編集部
- 出版社/メーカー: 本の雑誌社
- 発売日: 2004/06
- メディア: 単行本
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- 作者: 本の雑誌編集部
- 出版社/メーカー: 本の雑誌社
- 発売日: 2006/07/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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『十三妹』は武田泰淳の中国任侠小説(でいいのかな・・・)。十三妹という忍者みたいな美女が妻になってその後・・・みたいな話。最初はお、面白いーと思って読み進めたんだけど、だんだん章ごとにむらができてるような気がして、最後まで読むのはちょっと辛かった。好きな人は好きなんだろうけど、いっぺんにはなぁ。新聞に連載していたもののようなので内容的にぶつっと切られてるのはそのせいなのかもしれない。あと主人公は美しく、頭も良く、強い完璧な女性なのだけれど、夫はそうでもない、ちょっと頼りなさが目立つ存在なのでたまに地団駄を踏んじゃうんだなぁ。うーん・・・。でもあとがきで泰淳氏も語っておられるように、「めでたしめでたし」では終わらない、男性が自分以上に力のある女性を妻にしたときの恐れとか、劣等感みたいなものは迫るものがあったように思います。
『よりぬき読書相談室』はもうちょっと読書の幅を広げたくて読んだ本。近所では入手困難なものもあったので、さっそくアマゾンでぽちっとする。
*1:アマゾンのレビューにも同じようなことが書かれてます。