読了

瑠璃の風に花は流れる―黄金宮の王子 (角川ビーンズ文庫)

ネットカフェ難民―ドキュメント「最底辺生活」 (幻冬舎新書)

　上はもはや惰性で・・・。ヒロインがこのままどこまでモテ続けるのか、ここまでくると楽しみな気がするなぁ。
　下は最近ワーキングプアとか読んでいる延長で。どっかの准教授*1が書いてるのかなーと思って手に取ったんだけど、カバーの経歴を読んだら私と同い年で衝撃。そうか、もうこの年で本とか書いちゃう人もいるんだ・・・と思った。でも写真はすごい年上ぽかったけど。
　この著者は東京芸大の修士を出ている“ニート”。その彼がある日のちょっとした出会いをきっかけに、実家を出てネットカフェ難民になる。その観察と考察。でも貯金があったり、その気になれば帰れる実家もあるのでそんなに悲壮な感じはしないかな・・・。とはいえネットカフェに住んでいた？ので、どう生活をするか、食事のコツとか下着とか、健康問題についてはへぇーって思うことが書いてある。ただ文章は上手だと思うものの、理屈っぽかったりするのでそのあたりは好き嫌いがあるかも。

*1:最近はこういうんですよね、確か。変な感じ。