読了(275・276・277・278)

『瑠璃城』殺人事件 (講談社ノベルス)

『瑠璃城』殺人事件 (講談社ノベルス)

 北山猛邦さん第2弾。独特の終末世界観は1作目より薄めだけど、やっぱりこっちも暗いなーという感じ。でも読んでいる時期も時期なので、暗くて寒い、色彩のない世界は馴染みやすい気がする。こういうの、私は好きだなぁ。時代も国も登場人物も、全く異なる話が平行して語られ、首のない死体が現れたり消えたりする。後半で一気に事件がつながり出すので引き込まれました。一番最後の3行が切ない。
悶絶スパイラル

悶絶スパイラル

スイス時計の謎 (講談社文庫)

スイス時計の謎 (講談社文庫)

 上2冊はいつも通り、安心して読めた。
くすぶれ!モテない系

くすぶれ!モテない系

 ネット上でも読んでましたが、まとまって本になったので。この本、同じ方向で生きている女子(非CanCam系)ならば、あーわかるーって笑えると思います。ただ、読んだからと言ってめちゃモテにはなりませんけどね・・・!私も岡田あーみんが人格形成に大きく影響しているので、どくだみの花はぐっときました。