よんだ

裁判百年史ものがたり (文春文庫)

裁判百年史ものがたり (文春文庫)

 夏樹静子さんの本、たぶん読むのはじめてだな…と思って手に取った本。歴史的に有名な裁判をドラマ仕立てに!という企画なんだけど、昔の資料を切って貼っただけなのでは…と拍子抜け。ちょっと読みにくいな。
欲望という名の電車 (新潮文庫)

欲望という名の電車 (新潮文庫)

 名タイトル!な小説。というか戯曲か。一行目からニューオリンズ(本書ではニューオーリアンズ、と訳してある…なつかしいかんじ)の風景が立ち上がってきて、そのまま最後までずんずん読めた。古典みたいな感じの本だけど、こういう女の人っていつの時代もいるし、自分もそうでないと否定できないものもあるし、考えちゃうなー。骨太で無駄がない!というかんじの本。
神去なあなあ日常 (徳間文庫)

神去なあなあ日常 (徳間文庫)

 三浦さんの本をやっと読む。もたついている間に文庫化してしまった…。会話文もおもしろいし、キャラクターも楽しい。林業ってかっこいいなーと素直に思える本。でも最後のとこ、ばたばたと終わっちゃってさみしい気もする。あとちょっと密度があったら!っていうのは欲張りかなー…。
マイ・ロスト・シティー (村上春樹翻訳ライブラリー)

マイ・ロスト・シティー (村上春樹翻訳ライブラリー)

 村上さんの小説はあんまり読めないけど、翻訳はわりと好き。きらきらしてて悲しい短編集。