読了

ミッション・スクール (中公新書)

　「やんごとない」イメージを持たれるミッション･スクール。そのイメージはいつ生まれたのか？概念から、明治―大正―昭和の過程でそれがどう変わったか、書かれている本。母校がちらっと出ていたので、あーそういう印象よく持たれてるな・・・と思いつつ読む（ミッション・スクール出身ではありませんが）。「ファム・ファタル登場」のところにいくつか絵が載ってますが、漱石が『草枕』で言及したと言われる、ミレーの『オフィーリア』があんまり美しくてぼうっとしました。Wikipedia（ミレー）

　ね、とってもきれい！『草枕』出だしのとこしか読んだことなかったけど、もう一回トライしようかなー。

三月は深き紅の淵を (講談社文庫)

　たった一人にたった一晩だけ貸すことが許された本『三月は深き紅の淵を』をめぐる話。10年近く前に友だちに借りて読んだけど、そのときはぴんと来なかった・・・。今回ふっと読んでみたくなって再読したんですが、もう！すごくいい！不思議で怖い、異空間。

不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か (新潮文庫)

　このタイトルは、訳の正確さか、言葉（表面）の美しさか・・・という翻訳にまつわる難しさをたとえた言葉。あと、これまでの仕事で起きた色々な事件、エピソードががんがん盛りこまれてる。マイナス50度で、目の表面の水分がシャーベット状になるなんて・・・無理。

午前3時の無法地帯2 (Feelコミックス)

　結構前に読んでたんだけど、内容にショックを受けて、一回読んで部屋の隅に放置してた本・・・。多賀谷派（そんなのあるのか？）の私はびっくりです。がんばれももちゃん。

天食

くいしんぼマニュアル