箱根一泊二日の旅

1日目
 月曜日に休みが取れたので、母と新宿で待ち合わせて、ロマンスカーで箱根に行った(以下、箱根フリーパスを使用)。6年間小田急線沿線に住んでたので、ロマンスカーってわざわざ乗ったりしなかったけど、すばらしいですねー。行きに乗ったのは木目調の車内でとってもおしゃれ!
 で、箱根湯本に着いたはいいものの、日曜日でかつ紫陽花の季節なので、すごい人!やっとの思いで強羅までたどり着き、「施設めぐりバス」でポーラ美術館まで。
  
 入館料はちょっとお高めですが、見ごたえがある作品が多くて大充実。シャガールの絵は本当に好きだなぁ、と思いました。あと有名な睡蓮の絵は遠くから見るとぼうっとなって、夢のようです。お昼は館内のお店で。真鯛ポワレがメインで、スープ(キャベツのコンソメスープ)とサラダ、パン、紅茶がつきました。お得。
  
 その後は塔ノ沢に移動して、環翠楼へ。すごく古い旅館(創業してから400年くらいたつらしい)で、14代将軍家茂の妻・和宮もお泊りに来たんですって!あと伊藤博文が書いた看板?もあります。お風呂は単純泉の温泉ですが、さらっとした感じ。露天風呂(建物からちょっと歩く)と内風呂(カラフルなタイル貼りだけど、何せ古いので結構好みが分かれる・・・私は苦手)があります。
 
 お部屋の中。使ってある木が古くて磨かれていて、ぴかぴかしてます。
        
 メニューは

  • 先付(雲丹オクラゼリー寄せ、山芋 釣られし)
  • 前菜(さざえ洋風壺焼き、車海老黄味寿司、寄せ枝豆、鰻八幡焼き、谷中生姜、サーモン蕪巻き)
  • 吸物(蟹つみれ、玉子豆腐 なめこ パプリカ 三つ葉 柚子 透かし大根)
  • 造物(帆立・鯛・鮪の三点盛り)
  • 焼物(サーモン杉板焼き、フルーツトマト、針野菜、おろしポン酢、イタリアンパセリ
  • 煮物(蕪旨煮、焼き穴子、アスパラ、焼き椎茸、ふかひれ餡)
  • 揚物(烏賊信田揚げ、ヤングコーン、射込み青唐、天出汁、薬味)
  • 酢物(車海老雲丹びんろう掛け、はす芋、大徳寺麩、酢取防風、レモン酢)
  • 止椀(じゅんさい 三つ葉
  • 香物(三点盛り)
  • 水菓子(梨と巨峰のゼリー掛け)

 他にも舟盛り(鯵と甘海老、鰤)とか、サービスで蟹グラタンがでました。ビールと梅酒を飲みつつ、苦しくなるまで食べる。
2日目
 7時には起きてテレビを見ながらごろごろ。朝ごはんも持ってきてくれました。鯵の干物とかレタス、味噌まで地元で作ったものらしく、メニューに生産者の方のお名前がありました。デザートまでしっかりついていて、ごはんおかわり!

 食べ終わったら宿の目の前のバスに乗って、箱根湯本へ。で、また登山鉄道で強羅→早雲山→大涌谷へ。

 雨でもう何も見えない・・・。乗り合わせた人たちと、何も見えませんねぇーと語り合う。

 そこまできたら仕方がないので、海賊船にも乗る。本当、何も見えない・・・。でも幻想的な雰囲気で、それはそれでいい雰囲気。元箱根港で下りて、今度はバスで宮ノ下まで。
     
 レ・プリミュールというランチコース。

  • 知床・羅臼から直送“時鮭”の自家製燻製 ズッキーニのクーリ添え
  • 帆立貝と茄子の温かいサラダ トマト風味
  • 牛胸肉の赤ワイン煮 旬野菜とともに
  • 白桃のコンポート 赤いフルーツ風味、ココナッツのシャーベットとチュイル添え

 以上がメニューの全容。ぜーんぶ込みで5000円なんだけど、サラダの帆立なんてすっごく分厚いし、茄子はとろとろ、お肉はかたまりがどん!と来るし、飲み物はおかわりくれるし、結果的にはすごくリーズナブルなんでは?と思いました。このコースは特に野菜にこだわってるようで、つけ合わせがいちいちおいしい・・・!
 のんびり食後のお茶をしていたら、3時過ぎてしまったので、帰りに富士屋ホテルのクッキーと、他いろいろお土産を買い込んでまたロマンスカーで帰宅。よい旅でした。