読了

連合赤軍「あさま山荘」事件 (文春文庫)

連合赤軍「あさま山荘」事件 (文春文庫)

 最近、自分の中で連合赤軍ブームが来ているのでこういう本を探してしまう・・・。でもそんなに参考文献?ぽいものってないんですね。まだ完全に終わった事件でもないんだろうから、そういう大人の事情みたいなところで難しかったりするんでしょうか。残念です。
 ところでこの本、すごく面白いです。著者は当時、警察サイドで事件に向き合ってた方なんですが、出てくる人たちが後藤田正晴氏(警察庁長官)だったり、亀井静香さんが公安第1課過激派担当としてさらりと登場するので豪華すぎる!でも当時は事件に関わっただけで家族が狙われたりしていたようなので、携わった方々は死ぬ覚悟だったんだな・・・とショックでした。現に突撃した時、同僚の方が亡くなられたりしているので本当に大きな事件だったんですね。
朝バナナダイエット (ぶんか社文庫)

朝バナナダイエット (ぶんか社文庫)

 一ヶ月弱、トライしてみましたがあまり効果が現れないです・・・。10キロとか痩せたいんだったらまだしも、2〜3キロ痩せたいなーみたいな方は向いてなさそうな気もする。あとたぶんお腹空いてなくてもごはんの時間になると食べなきゃいけない気がして口に物を入れてしまう私のような人はこういうダイエットは向いてないんでしょうね(今さら?)。なので最近は仕事の帰りに1駅前で降りて、歩いて帰るようにしています。効果が出たら報告します。
魔女の鉄鎚 (角川文庫)

魔女の鉄鎚 (角川文庫)

 恩田陸さんがオビを書いています。先日、18きっぷで長野に行ったときに帰りのバスまで時間が余ったので、現地調達するべく「読み応えがあるミステリ」の括りで探した結果、こうなりました*1
 あらすじとしては、「古本マニアの老医師が殺された。原因はおそらく、担当患者から送られた黒魔術の本。娘のビアトリスは真相を究明しようとするが・・・?」という感じでしょうか。黒魔術、魔女裁判、秘密結社が好きな方は楽しめるかと思います。アマゾンでの評価はあまり良くないみたいですが、私はこういうの好き。難を言えば主人公のビアトリス、ちょっと面倒な性格でもあって、そこが嫌な方はいるかもしれません・・・。でもお話自体が単なるミステリというより、平行して「女はなぜ恐れられるのか。女は魔女なのか」というテーマでも語られるので、作中で「男」と「女」の対話も多く、そのせいでそう感じるのかもしれないと思います。
Cahier de Mignon―ビューティ・ファッション・一日旅行・カフェ・ホテル…酒井景都のおしゃれノート (MARBLE BOOKS)

Cahier de Mignon―ビューティ・ファッション・一日旅行・カフェ・ホテル…酒井景都のおしゃれノート (MARBLE BOOKS)

 酒井景都さん、かわいい・・・。でもよくよくカバーを見たら、私より1つ年下みたいでした。なんなんだ、この差は。

*1:ところで長野駅前の本屋さん(通りの向かいにあって、2階にあるやつ)、素晴らしいですね!ミステリとかエッセイとか小説とか、ジャンルごとに棚が分けてあって探しやすかったです。でも確か信州近辺にしかお店ないんですよね・・・残念。