読了

幽霊男 (角川文庫―金田一耕助ファイル)

幽霊男 (角川文庫―金田一耕助ファイル)

七人のおば (創元推理文庫)

七人のおば (創元推理文庫)

常識として知っておきたい昭和の重大事件 (KAWADE夢文庫)

常識として知っておきたい昭和の重大事件 (KAWADE夢文庫)

「彼女たち」の連合赤軍 サブカルチャーと戦後民主主義 (角川文庫)

「彼女たち」の連合赤軍 サブカルチャーと戦後民主主義 (角川文庫)

 旅行中に読んだ本。山の中とか、静かで、人気のないところでは昔の小説が合うような気がする。横溝正史の本と、桜庭一樹さんが日記に載せてた『七人のおば』。「遠く離れた町に住むおばが殺人を犯し、自殺した(でも肝心のおばの名前は不明!)」というニュースを知った主人公が、夫とともに「誰が、誰を殺したのか」を推理する話です。話自体は面白いんですが、おばが7人もいて、その夫、元夫なんかも出てくるので名前覚えるのが大変。カタカナの名前は苦手なので人数が少ない方が好きだ・・・。
 あとは最近昭和の事件を復習しているので、事件史と連合赤軍の本。連合赤軍については全然基礎がわかってないので、じっくり取り組む予定。今回の本は集団の中における「彼女たち」について。残虐な事件を起こした一方で、獄中で「乙女ちっく」で「かわいい」絵を描いた彼女やその周りの彼女たちについて書いてあります。でももうちょっと後で読んだ方が良かったかも。ちょっと応用編という感じでした。