読了

臨死!!江古田ちゃん(3) (アフタヌーンKC)

臨死!!江古田ちゃん(3) (アフタヌーンKC)

 待ってましたー!!お風呂で半身浴しつつ、楽しく読んだ。
朗読者 (新潮文庫)

朗読者 (新潮文庫)

 ベストセラーになっている時には見向きもしなかったくせに、ブームが終わると読み出すひねくれた人。それが私。淡々と、苦くて苦しい青春生活が綴られているんだけど、最後の最後で戦争の影と一緒に切ないような結末が訪れる。いい本を読みました。
日本探見二泊三日 (角川文庫)

日本探見二泊三日 (角川文庫)

 初めての宮脇せんせい本。二泊三日という短い(?)旅であるせいか、ちょっとぶつ切れになってる感はあるけれど、せんせいの人柄やユーモアがにじみ出るようなまっすぐな文章だった。ところで松尾芭蕉の『おくの細道』は、400文字原稿用紙で計算すると40枚くらいしかないって知ってました?私は知らなかったよ!
くちぶえサンドイッチ 松浦弥太郎随筆集 (集英社文庫)

くちぶえサンドイッチ 松浦弥太郎随筆集 (集英社文庫)

 ほーこれがあの有名な・・・と思って読み始めたものの、何となく気恥ずかしくて最後の方はざくざく飛ばし読みになってしまった・・・。女の子についてのとことか、読むの辛かったなぁ。
幻の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 9-1))

幻の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 9-1))

 1行目の「夜は若く、彼も若かったが・・・」から早速引き込まれて読みました。妻が殺された主人公が死刑判決を受けます。直線に妻と言い争いをしたこと、凶器が彼のネクタイだったことが証拠(証拠?)。彼は犯行時間、ある女性(幻の女)と食事をし、タクシーに乗り、舞台を見ているが、名前も分からない。さて、証人は見つかるのか・・・?という話。犯人に近づくたび、あろうことかその証人たちが殺されていくのでうわわ、大丈夫なのー?とどきどきします。1942年に発表された作品だそうですが、全然今と違う感じがしないのがすごい。でも南瓜みたいな帽子っていったい・・・?表紙に出てる帽子でいいのかしら。