読了

食と薔薇の日々 (白泉社文庫 ま 3-2)

食と薔薇の日々 (白泉社文庫 ま 3-2)

 貧しいけれど料理の才能のある女の子と、お金持ちだけど味覚音痴な女の子のお話。グルメマンガだけど、非美味しんぼ的な内容でした。
裁判所へいこう! (PHP文庫)

裁判所へいこう! (PHP文庫)

 裁判と言っても、最近よく出てる「傍聴モノ」ではなく裁判入門書って感じの内容。「未必の故意」、「幇助」、「教唆」なんかの用語とか、裁判所へ傍聴へ行くには何を持っていったら良いか?などなど、まんがを交えてあって分かりやすかった。面白かったのは、中世のヨーロッパでは「子どもを殺したブタが裁判にかけられ、絞首刑」とか、穀物を食い荒らしたネズミ、ニワトリも裁判にかけられたって記録があるところ。ロシアでも「皇太子の暗殺事件に際して合図に使われた鐘を、独房に閉じ込めたあとシベリアに流刑(p,184)」があったそうですよ*1

*1:キリスト教の影響で、動物は人間に従属するのが正しいとされていたから。