読了(266・267・268)
- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2007/11
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 108回
- この商品を含むブログ (152件) を見る
- 作者: 畠中恵
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/11/28
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 11回
- この商品を含むブログ (115件) を見る
- 作者: 杉浦さやか
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2001/12/20
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
三浦しをんさんの新刊は、文楽のお話。すごくすがすがしくて、読後感が気持ちよかった!私のあたまの中では、同じ伝統芸能?系ってことで『しゃべれども しゃべれども』みたいな雰囲気をベースにしてドラマが繰り広げられていましたが、主人公はこの先どんな風に成長していくのかなーと読み手がつい考えちゃうような、未来に向かって広がる感じはしをんさんの方が強いと思います。ただ、小説のなかでは“文楽”そのものについての解説は最低限のところまでしかないので、そのあたりは先に出た『あやつられ文楽鑑賞』を参考にすると良いと思われます。それから「しゃばけ」の新しいのはとっても楽しみにしていたので、すごーくもったいぶって読みました・・・。私は鳴家が好きなので、最後のお話はにこにこしちゃいます。杉浦さんの本は94年から内輪の人たちだけに配っていたプライベートな新聞をまとめたもの。かわいすぎる!