うぶめのなつ

 昨日の午後は吐き気がひどくて早目に休んだんだけど、今朝は1ヶ月続いた咳の影響か、肺が痛くて目が覚めた。もう、息を吸うだけでうずくまるほどの痛さよ。骨ごと破壊されそうなかんじ・・・。思い切って、今日は会社を休む。
 で、引っ越してから「いつか機会があったらここを覗く・・!!」と決めてた病院へ行ってみた。石でできてるのかな?分かりやすく言えば京極夏彦さんの小説に出てくるような病院なのよ、これが。中に入ったら受付が「付受」になってるし。できたのは戦前か戦後か・・・レトロを通り越して、文化財のよう。
 私は肺の検査をするってことで最初にレントゲンをとったんだけど、担当してたお兄さんが胸板の厚い、マッチョなひとでした(でも口調が「〜なのよねぇ」ってお姉さん調)。次に会った医院長はおじいさんで、開口いちばん「今からレントゲンね!」って言われたので「あ、さっき撮っていただきました・・・」ってあわあわ答えたら、「おおそうか僕の息子が・・・!」って驚いてた。息子だったんかい。 しかし、机の上が「片付けられない人」ぽかったです。薬の箱とカルテとはんことペンが高さ50センチくらいの山になってるの。作業スペースは10センチ四方のすきまのみ。で、「あれ、○○のはんこがないー」とか言ってた(3回)。
 極めつけは、薬がその机の山から発掘され、その場で渡されたことです。大丈夫なのか?最後に血液をとられ、咳止め注射をうたれ、「明日2時から3時の間に来てね」って2回言われて帰ってきました。