読んだ

ぬるい眠り (新潮文庫)

ぬるい眠り (新潮文庫)

江國 香織とっておき作品集 短編集。ここに収録される前『とっておき作品集』などで読んだものが多かったので、懐かしかったです。最近の江國さんのお話は?って感じだったので、しばらく遠ざかっていたのですが、これは好き。でも「災難の顚末」は、読んでいてひぇぇーと思いました。丸くて赤い点がいっぱい・・・ってかなり苦手。去年、一時受付のバイトをしていたんだけど、そこのパートの女の人一人と全くソリが合わず、先輩が見ていないところで嫌なことをされたりしたので、ストレスで両腕・おなかにじんましんが出て病院に行った、そのことを思い出した。あたし何のために働いてるんだろ・・・と思った夏の昼下がりだったなぁ。しかし、本当に人ごとではない(私は猫を飼ってないけど・・・)。ぞっとしました。