読んだ

悪魔のささやき (集英社新書)

悪魔のささやき (集英社新書)

 これは・・・別に読まなくても良かったかも・・・。と言っても、つまらないとかそういうことではなく、加賀先生がこれまで(御自身もですが日本と言う国全体も含めて)の歴史、近年の大きなニュース等から、どのようなときに「悪魔のささやき*1があったのかを考察し、では私たちはそれを避けるためにはどうしたらいいのか、ということが書いてあるのですが、個人的にはもっともっと先生の意見を読みたかったなぁ!ということです。あとは、他の本に比べて加賀先生の自伝(?)的なところもあるので、そういう部分はファンとして楽しめました。
うにっき―about my happy days when I come 30

うにっき―about my happy days when I come 30

 こっちは、評判通り内輪ネタが多い。というか、そればっかりかも。うにさんには大勢のお友達がいる様子で、文中にもたくさん出て来て楽しそうなんだけど、でも、読者はその輪には入って行けない(関係性が読めない、というか)かな・・・。でも、日記ってそもそもがそういう性質のものだとも思うけど。内輪ネタって、それ以外の人にとってはよっぽどじゃない限り、面白くないしね。全体的に好きな人と、ダメな人の差が大きそうな感じ。もう少し他のも読んでからじゃないと分からないけど、イラスト可愛いし、私は好きかもしれない。

*1:個人だけではなく、時には集団をも動かす